FAQ
頑丈な鉄筋コンクリートでつくられたマンションでも年月が経つにつれて経年劣化はどんどん進行しています。 大規模修繕工事の目的はマンションの劣化を防いで建物をより良い状態に保ち可能であれば資産価値を向上させることです。マンションは区分所有者の大切な資産です。住まいと資産を守るためにも、大規模修繕工事は避けて通れません。 定期的なメンテナンスがマンションを長期間維持するためには必要です。
管理組合の皆さまがマンションの状態を自分で把握するために自由に参加できる自主点検をお勧めしております。本当に大規模修繕を行う必要があるのか?それはいつなのか?いくらくらい費用がかかるのか?自主点検はスギモトがサポートいたします。
大規模修繕には建物を新築当初のレベルまで回復させる「修繕」、現状のレベルを実用上支障のないレベルまで回復させる「補修」、現状のレベルを現時点で望まれるレベルまで回復させる「改修」(修繕+改良)に分かれます。どのレベルを目指すのかは管理組合の組合員の合意によります。レベルに合わせて工事範囲や内容・仕様・金額が変わります。
マンションに大きさによりますが大規模修繕の期間は約5、6ヶ月かかります。足場がかかっている工事は4、5ヶ月程度です。
「劣化して壊れてから直すほうが無駄がない」という考え方の人もいますが、すぐに修繕工事が必要なほど壊れてから補修工事する場合と定期的に補修する場合を比べると定期的に補修したほうが費用は少なくて済みます。
マンションの寿命は大規模修繕や補修などのメンテナンスを行うことにより60年以上もちます。アメリカでは100年以上経過した現役のマンションもあります。